IMJモバイルは4月22日、モバイルユーザーの動向をまとめた調査レポート「モバイルユーザー動向定点観測2009」を公開した。
このレポートは、2月9日から2月11日にかけて15歳から49歳の携帯電話保有者を対象に実施した、モバイルインターネットリサーチの結果を分析したもの。有効回答者数は500名。
今回は、モバイルでのネット利用時間によってユーザーを3つのクラスタに分けて分析。1日のモバイルネット利用時間が1時間以上の人を「ヘビーユーザー」、10分から1時間未満の人を「ミドルユーザー」、10分未満の人を「ライトユーザー」として、それぞれの生活意識やモバイル利用動向を調べた。
調査結果によると、へビーユーザーは全体の22%、ミドルユーザーは42%、ライトユーザーは36%いた。
ヘビーユーザーのうち53%が「衝動買いをよくする」と答えるなど、積極的な消費行動が特徴となっている。また、93%がほぼ毎日モバイルサイトを閲覧する一方で、PCインターネットを毎日利用している人は29%しかいなかった。モバイルの利用目的はコミュニケーションよりも暇つぶしのため、という傾向が強い。66%のユーザーが有料のモバイルコンテンツを利用しており、月に1000円以上支払っているという人も22%いた。
ミドルユーザーはモバイルサイトを毎日閲覧している人が72%、PCサイトをほぼ毎日閲覧している人が52%いた。有料モバイルコンテンツを利用している人は49%だった。
ライトユーザーの場合、モバイルサイトをほぼ毎日閲覧すると答えた人は21%にとどまった。逆に、PCサイトについては60%の人が毎日閲覧している。モバイルはコミュニケーションツールとして認識しており、有料コンテンツを利用している人の割合は47%だった。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス