中国聯通(China Unicom)は、同社が中国において「iPhone」のキャリアパートナーになる予定だとするうわさを払いのけるどころか、現地時間3月24日には、iPhone 3Gの画像と仕様を投稿した。
IDG News Serviceが取り上げたその詳細(中国語)は、中国第2位のキャリアであるChina Unicomが、世界最大の携帯電話市場である中国でiPhoneを供給する契約を勝ち取ったことを示す最も有力な証拠だろう。この時点で、China Unicomはどうして2009年の中ごろには登場すると広く予想されている新しいiPhoneを待たないのかと疑問に思う人もいるかもしれない。しかし、複数の中国メディアの記事は、China UnicomとAppleが先週、交渉で大きな進展に至り、China Unicomは5月に3Gネットワークをローンチする計画であることを示している。
Appleと中国最大のキャリアである中国移動(China Mobile)は、iPhoneを中国で供給することをめぐって1年にわたって断続的に交渉を進めてきた。しかし、これまでのところ契約には至っていない。China Mobileとの交渉における問題の一部は、伝えられているところによると、China Mobileが中国でのApp Storeに対してある程度のコントロールをはじめ、China Mobileのみが使用している中国独自の3G標準と連携するiPhoneを望んでいる点だった。
AppleがiPhoneを売り込むことのできるChina Unicomの加入者は1億3000万人、一方のAT&Tの加入者は7700万となっている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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