電気通信分野の標準化を担う国際機関、国際電気通信連合(ITU)がこのほど、全世界における携帯電話の契約者数の市場予測をまとめた。
ITUのまとめによると、全世界における携帯電話の契約者数は2008年末までに40億人、普及率は61%となる見通し。2000年にはわずか12%だった普及率が8年で約5倍となったことになる。
中でも普及率の伸びが著しいのは、中国、インド、ロシア、ブラジルの新興4カ国。特に中国では約6億人、インドでは約2億9600万人が契約している。4カ国の合計は13億人で世界全体の約3分の1を占め、普及率上昇をけん引している。
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