電子機器を人間の運動によって充電可能にすることを目指し、2007年に創設されたM2E Powerは、自社開発システムが実際に機能することを、改めて報告した。
M2E Powerは2009年に、歩行運動を通じて、携帯電話やそのほかのGPSナビゲーションデバイスなどの小型ガジェットを充電可能な充電器を発売する予定である。
この充電器は、累積6時間の運動により、携帯電話で30〜60分の通話時間に相当する充電を可能にするという。
財布やバックパックの中に充電器を入れておくと充電できる仕組みであると、M2E Powerの事業開発部門のディレクターであるRegan Rowe氏は説明している。フル充電の状態だと、M2E Powerの充電器は、コンセントからの充電と同じスピードで、携帯電話を充電できる性能を備えている。
充電器は内部には、リチウムイオン電池と、一連のコイルや磁石がある。運動によって充電器はが振動すると、電気を発生させるために、電磁界がコイルの周囲に形成される仕組みになっている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」