それはそっけないコメントでしかなかったものの、Dell最高経営責任者(CEO)のMichael Dell氏は、ガジェット好きに再び火をつける発言を残した。
GigaOmのOm Malik氏とのインタビューで、Dell氏は、スマートフォン業界に対する同社の計画を尋ねられた。最初にDell氏は「われわれは確かにスマートフォンカテゴリ全体に注目してはいるものの、すぐに何かの発表を期待できる状況ではない」という、漠然とした、お決まりの企業PRのような回答しか出さなかった。しかしながら、さらにMalik氏が、Dellは将来的に、携帯端末のOSとして、SymbianかAndroidのどちらに関心を持っているのかと尋ねたところ、Dell氏は、もう少し情報を漏らした。
「まだわれわれは公に計画を明らかにする用意が整っていない。(中略)まだ開発段階にあるといったところだ」と、Dell氏は述べた。
実のところ、機は熟してきている。Dellは、これまで1年以上の間、携帯端末事業から離れてはいるものの、2007年8月にはZingを買収するなど、(参入の)機をうかがってきたことを示す兆候もあった。ある時には、Androidベースのデバイスを開発しているとのうわさが流れ、もっと最近では、Windows Mobileについてのうわさが流れた。
Dellは、すぐに何かの製品発表が行われることを期待すべきではないと忠告しているが、これはおそらく「Windows Mobile 7」の登場を待っているという意味だろうか?今後に乞うご期待である。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力