7月11日にソフトバンクモバイルから発売された、アップル製携帯電話「iPhone 3G」。これまでの携帯電話とは、形状や料金モデルだけでなく、契約内容も大きく異なっている。そしてその契約手続きの中で、iPhoneのさまざまな注意事項が見えてきた。
その契約手続きの様子を、実際に記者が購入した経験を元に紹介する。なお、記者はiPhone 3Gを新規一括契約で購入した。
iPhone契約時に、まず最初に提示されたのは「お客さまのパソコン・OS・インターネット環境の確認」と書かれた紙だ。iPhoneのすべての機能を利用するためには、iTunes 7.7以降がインストールされているWindows PCもしくはMacintoshが必要なため、その環境が整っているかの確認に使われた。
続いて、「iPhone 3Gご契約に際してのご注意事項」と書かれた紙が2枚示された。ここには契約のために必要な了承事項が列挙されており、契約者は項目1つ1つについて、チェックを付けて同意を示す。了承事項としては、購入台数が個人、法人を問わず来店者1人につき1台までとなっており、代理購入は受け付けないこと、USIMカードのみの契約の場合、利用するiPhoneの情報を店頭で登録する必要があることなどが書かれている。
また、MacやWindowsに接続せずに、iTunes Wi-Fi Music Storeから音楽などをダウンロードしたい場合は無線LAN環境が必要なこと、「ウェブ利用制限」や「Yahoo!きっず」などのフィルタリングサービスが利用できないこと、iPhone 向けのメールサービス「Eメール(i)」は30日経過するとサーバ上から削除され、iPhone上で表示できなくなることなども示された。フィルタリングサービスについては、端末側で機能制限をするよう呼びかけている。また、電子メールについては「お客さまご自身で、iPhone 3Gより保存可能なメールアドレスへ転送いただき、MacまたはWindows PCに保存してください」と記載されている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」