文:Jonathan Skillings(CNET News.com)
翻訳校正:湯木進悟
2008/06/25 07:01
携帯電話メーカーのNokiaは現地時間6月24日、同社が保有していない52%のSymbianの株式を買い取り、約2億6400万ユーロ(約4億1000万ドル)規模の買収に踏み切る計画を明らかにした。
さらに、Nokiaと他の複数電子機器メーカーは、携帯電話向けウェブアプリケーション開発を推進する非営利団体「Symbian Foundation」を設立する。Symbian Foundationは、共通のユーザーインターフェースフレームワークを持ち、加盟企業にはロイヤルティ不要でライセンス提供される、(Symbian OSベースの)統一プラットフォームを提供していく予定であることも、Nokiaは発表している。
Symbianの最高経営責任者(CEO)であるNigel Clifford氏は「この地球上で最も広く使われるソフトウェアプラットフォームになることが、われわれの目指すところである」との声明を出した。
この野望は、先に「iPhone 2.0」ソフトウェアを6月にリリースしたAppleと、モバイルアプリケーションプラットフォーム「Android」の開発に取り組んできたGoogleに対抗するものとなる。
これまでもNokiaは、ゲーム、ソーシャルネットワーキング、マッピング向けの「Ovi」ブランドなど、独自のウェブアプリケーションやサービスプラットフォームの確立を目指して進んできた。
非営利団体となるSymbian Foundationの設立には、AT&T、LG Electronics、Motorola、NTTドコモ、サムスン電子、Sony Ericsson、STMicroelectronics、Texas Instruments、Vodafoneなども加わっている。
すでにNokiaは、広く携帯電話向けに普及しているオペレーティングシステムの開発メーカーであるSymbianの48%の株式を保有している。まだ保有していないSymbianの株式を取得するため、1株当たり3.647ユーロ(約5.67ドル)の価格で買い取る提案が行われている。
Ericsson、Sony Ericsson、松下電器産業、Siemensなど、Symbianの株式を保有する他の多くの企業が、この提案に応じることを明らかにしており、サムスン電子も、まもなく同提案の受け入れを表明する予定であると、Nokiaは発表している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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エンタメCGM「gooメーカー☆メーカー」
いよいよAndroid や iPhone2.0 に対するヨーロッパ勢の反撃が始まりましたね。もともと業界No.1のNokia が黙って「事態の推移を見守る」わけはない。 この手の「世界標準」を作らせたらヨーロッパはアメリカより上手い。品質管理の世界標準 ISO9000や14000でアメリカを制し、日本を翻弄したのもヨーロッパ。 国際的コンセンサスにもとずき策定し、サードボディーに運営させて文句が出ないようにする。今も温室効果ガスの排出権取引で「世界標準」を策定中のようです。 対するアメリカ勢では、Appleは無視するでしょう。とにかく今の路線を突っ走り、デファクトスタンダードを作ってしまえばそれまで。 一方のGoogleはAndroidの出だしがノロノロしてるようなので、かなり本気で対応せざるを得ないのでは? 何しろSymbianはスマートフォンのプラットフォームとしては世界で2億台に採用されて実績No.1(今のところ)だそうですから。あの「かしこい」Googleが如何に対応するのかは見物です。 それにしてもNTTドコモは大丈夫なんでしょうか?見たところ「Symbian Foundation」なんてNokiaが主催するEUクラブのようなもの。ルールも良く解らぬうちに利用するだけ利用されて、ポイじゃないかと。韓国勢は製造部隊としての存在感を示せるでしょう