IMJモバイルは2月18日、「携帯サイトフィルタリングサービスに関する意識調査」を実施、結果を発表した。調査は総務省の要請を受け同社が2008年2月5日〜6日で実施したもの。15歳から18歳の男女(子供)と12歳〜18歳の携帯電話を利用している子供を持つ保護者を対象とし、有効回答者数は1032人(子供 516人、保護者 516人)だった。
調査によると、保護者の約7割、子供の役8割がフィルタリングサービスの内容を理解していると回答した。また、保護者の93.0%(「当然必要だと思う(63.9%)」「やや必要だと思う(29.1%)」)がフィルタリングサービスを支持し、63.6%が悪質サイトへ子供がアクセスすることに不安を持っていることがわかった。
子供に利用している携帯電話サイトを聞いたところ、「着メロ・着うたサイト(48.8%)」「ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)(41.1%)」「ブログ(40.7%)」が多かった。保護者に自身の子供が利用していると把握している携帯電話サイトを聞いたところ、「着メロ・着うたサイト(45.9%)」がもっとも多く、「オンラインゲームサイト(16.1%)」「SNS(15.3%)」と続いている。「ブログ」や「SNS」といったコミュニティサイトを子供はよく利用しているが、保護者はそれを把握していないことが判明した。
子供にフィルタリングサービスの導入によって携帯電話サイトに関連した未成年の事故や犯罪が減少すると思うか聞いたところ、過半数となる51.3%が「減らないと思う」と回答し、「少なくなると思う」と回答したのは34.2%だった。
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