世界第3位の携帯電話メーカーMotorolaは米国時間1月31日、事業再編へ向けた取り組みの一環として、携帯電話事業部門の分割を検討していることを明らかにした。
Motorolaは市場取引終了後に発表した声明で、同社は「戦略的代案」を模索している段階であり、この中にはモバイルデバイス事業を他の事業部門から独立させる可能性も含まれるとしている。
Motorolaの社長兼最高経営責任者(CEO)を務めるGreg Brown氏は、「当社では、モバイルデバイス事業を回復軌道に乗せ、才能ある人材を維持および獲得し、株主に当社の株式の価値を認識してもらうための方法を模索している」と述べた。
Motorolaは、同社では取締役会の承認が得られるかその他のプロセスが完了するまでこのことについては議論しない方針だと述べた。
Motorolaの業績は、ここ数期連続で悪化を続けており、市場でのシェアもライバルのNokiaやサムスン電子に奪われている。同社は2007年、CEOのEd Zander氏を退任させ、2008年1月に入ってから新しいCEOにBrown氏を任命した。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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