携帯電話機のメーカーとして首位の座にあるNokiaは、近い将来にその地位を他社に奪われそうな兆しは見られない。IDCが米国時間10月25日に発表したデータによると、Nokiaの2007年第3四半期の市場シェアは38.6%で、前年同期の34.8%から増加している。主にローエンド製品市場での売り上げ増加の影響で、Nokiaの携帯電話の出荷台数は1億1170万台と前年同期の8850万台から大幅に増加した。
Samsung Electronicsは市場シェアが14.7%で、首位に大差をつけられて第2位に入った。Samsungの市場シェアは、2006年に第2位だったMotorolaを上回った。IDCによると、Samsungは「Ultra Edition」の好調な販売が追い風になったという。
一方、2006年第3四半期に21.1%だったMotorolaの市場シェアは12.9%に低下した。Motorolaは携帯出荷台数が減少した唯一のメーカーだが(5370万台から3720万台に減少)、「Razr2」シリーズの影響もあり、2007年第2四半期を上回った。
Sony Ericssonは北米ではマイナーなメーカーだが、9%の市場シェアを獲得して第4位に入った。IDCによると、特に成功しているモデルは「W580」と「W200」だという。LG Electronicsも6.5%から7.6%に市場シェアを伸ばしたが、第5位で順位は変わっていない。LG Electronicsの2007年第3四半期の出荷台数は2190万台で、前年同期の出荷台数は1660万台だった。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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