最新の調査結果によると、多くの人はオンラインで情報を探しているときに広告に出くわしても気を悪くしないが、携帯電話で広告を受信することは、たとえ地元ビジネスに関する広告であっても好ましく思わないようだ。
Nielsen//NetRatingsとWebVisibleが、オンライン広告に対する消費者の行動や態度を調査した。それによると、米国のインターネットユーザーの75%が、必要以上の広告にさらされていると感じているという。またこれと同じくらいの割合の人が、広告を直接送信されるよりも、検索エンジンを通して製品やサービスを見つけ出したいと考えていることも明らかになった。
回答者のほとんどは、必要あるいは欲しい広告が入手できるのはインターネットとテレビだけだと述べた。調査は9月に、2000名を対象に行われた。
買い物について調べたいことがあるときに人々が頻繁に利用するのは検索エンジンのようだ。回答者の74%が、地元の小売店やサービス企業を探すのに検索エンジンを利用すると答えている。これは、職業別電話帳(65%)、インターネットのイエローページ(50%)、地元の新聞紙(44%)、個人別電話帳(33%)、テレビ(29%)、コンシューマーレビューサイト(18%)を利用すると回答した人の数を上回る数字だ。
調査では92%もの人々が携帯電話で地元企業の広告を受信することは、不快であると述べている。また80%の人が、ブリック&モルタル型の店舗で製品を買うためだけに、調べものをしていることも明らかになった。
コンシューマーのレーティングやレビューが見られていないわけではない。67%の人が、星2つの評価しかもらっていないレストランには行かないと述べ、90%が「騒々しくて、ベッドの寝心地も悪い」と書かれたホテルには泊まらないとしている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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