楽天は10月27日、モバイル事業「楽天モバイル」において、2016-2017年冬春モデルとして新たに3製品を発表した。追加されたのは、スマートフォン「AQUOS SH-M04」、折りたたみ式携帯電話「AQUOS ケータイ SH-N01」、タブレット「MediaPad T1 7.0 LTE」の3製品。
AQUOS SH-M04は、IGZO液晶ディスプレイを搭載しており、「液晶アイドリングストップ」により余分な電池の消費を抑えられるほか、防水・防じん対応で水濡れにも強く、画面に水滴がついた状態でも快適に操作できることが特徴。約1310万画素のカメラを搭載し、オートモードでの撮影時には、「おすすめプラス」機能によりコントラストやシャープネスを調整できる。FeliCaを搭載し「おサイフケータイ」に対応しているため、各種電子マネーの利用も可能。端末価格は税別2万9800円。
AQUOS ケータイ SH-N01は、楽天モバイルとして初の折りたたみ式携帯電話。防水、防じん、耐衝撃に対応する。約800万画素のカメラを搭載し、赤外線通信やVoLTEにも対応した。本体キーボード上のタッチエリアを指でなぞると、画面上のポインタの移動や画面のスクロールができるほか、文字の細かい画面でも拡大できる「拡大鏡」機能や、通話相手の声が小さくても聞こえやすい「でかレシーバー」機能を搭載する。端末価格は税別2万4800円。
MediaPad T1 7.0 LTEは、片手で持ちやすいサイズながら、大画面で見やすい7インチタブレット。4100mAhの大容量バッテリを搭載する。タブレットながら通話機能を搭載しており、通話SIMや050データSIM(SMSあり)を使うことで通話も可能。リバースチャージ機能を搭載しており、モバイルバッテリの代わりとして利用することもできる。なお、同端末は楽天モバイルのウェブサイト、一部店舗のみで取り扱われる。価格は税別1万980円。
同社では、楽天モバイルのSIMカードとのセット販売も開始する。販売時期はそれぞれ異なり、AQUOS SH-M04が12月中旬から、AQUOS ケータイ SH-N01が12月上旬から、MediaPad T1 7.0 LTEが10月27日からを予定。
さらに同日から、通信と通話、端末料金がセットになった「コミコミプラン」の対象端末を拡充。プランSの対象端末に「ZenFone Go」、プランLの対象端末に「ZenFone 3」を追加する。また、12月中旬に発売予定のAQUOS SH-M04を発売と同時に「プランM」に追加し、12月末には「honor 8」を対象端末とした新プラン「プランLL」を新設する。
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