サムスンがライバルAppleに倣い、毎年新しいスマートフォンにアップグレードする方法を消費者に提供する可能性がある。
韓国のElectronic Timesは現地時間1月27日、サムスンがスマートフォンのアップグレードプログラムを開始する計画であると匿名の情報筋の話として伝えた。同プログラムが実現すれば、消費者は月払いのアップグレード料金でスマートフォンをリースし、12カ月後に新機種と交換できるようになる。
サムスンにコメントを求めたが、直ちに得られなかった。
スマートフォン市場は変化している。消費者はかつてのように買い替えに走らなくなっており、キャリアは端末の販売方法について見直しを進めてきた。一方で、新興の中国企業による端末の販売により、サムスンのような市場を長年リードしてきた企業のシェアは浸食されている。アップグレードプランの導入により、サムスンは消費者に対し、自社端末を検討してもらうための新たな口実を与えるとともに、Appleとも対抗できる可能性がある。Appleは2015年9月、独自のアップグレードプログラムを開始した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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