KGI SecuritiesのアナリストMing-Chi Kuo氏は米国時間11月3日付けの投資家向けメモで、4インチ画面の「iPhone」が、2016年に予定されている「iPhone 7」とともに登場する可能性があると述べている。AppleInsiderが報じた。そのスマートフォンの機能は、4インチ画面を搭載する最後のiPhoneとなった「iPhone 5s」と似たようなものになると報じられている。
Appleは2014年に、「iPhone 6」と「iPhone 6 Plus」の画面サイズを4.7インチと5.5インチにまで拡大した。それと同じサイズが、2015年の「iPhone 6s」と「iPhone 6s Plus」にも継承されている。大画面搭載iPhoneの投入によって、消費者が他社製のスマートフォンを検討する理由は減った。
しかしKuo氏は、画面サイズの小さいiPhoneに対する需要はまだ存在し、その量産が2016年上半期に始まると考えている。つまり、この新しいスマートフォンが2016年に、通常は9月に発表される次世代iPhoneシリーズの1つとして登場する可能性がある。
同氏は、4インチiPhoneが低価格モデルになるとみている。ただしその筐体は、「iPhone 5c」のようなプラスチック製ではなく金属製になる見込みだという。同端末には、現行のiPhone 6sやiPhone 6s Plusと同じ「A9」プロセッサが搭載されるが、A9もこれから1年後には、1世代前の技術になる。
Kuo氏によると、この小画面iPhoneには、最新iPhoneに搭載されている感圧技術「3D Touch」は搭載されない可能性が高いという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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