「Android」「Windows Phone」デュアルOSスマホ、ファーウェイが発売へ

Lance Whitney (Special to CNET News) 翻訳校正: 湯本牧子 吉武稔夫 (ガリレオ)2014年03月14日 12時43分

 Huawei Technologies(ファーウェイ)は今も「Windows Phone」と良好な関係を保っているが、本当に想いを寄せている相手は「Android」だ。

 中国のモバイル機器メーカーHuaweiで最高マーケティング責任者(CMO)を務めるShao Yang氏は、ブログサイトTrusted Reviewsのインタビューで、Huaweiは引き続きMicrosoftのモバイルOSであるWindows Phoneを搭載したスマートフォンの製造に「取り組む」と述べた。Huaweiは2013年、「Ascend W1」を発売したほか、アフリカでWindows Phone搭載デバイスを販売する契約をMicrosoftと締結している。

 だが、この取り組みは必ずしも最優先というわけではないようだ。

 Yang氏は次のように述べている。「Androidと比べるとWindows Phoneの優先度ははるかに低いが、それでも当社が選ぶOSの1つであることに変わりはない。当社は必ずマルチOS戦略を採用する」

 Yang氏の発言から判断すると、Windows PhoneとAndroidの連携が最重要課題のようだ。同氏は、2014年第2四半期のいずれかの時点で米国の消費者向けにデュアルOSのスマートフォンを発売する予定だと述べた。同氏によれば、このようなデバイスはより広範な顧客にアピールできる可能性があるという。

 Yang氏はTrusted Reviewsに対し、次のように語った。「Windows Phoneについて言えば、当社が採るべき1つの方向は、そしてこれは現在当社が進んでいる方向だが、デュアルOSだ。AndroidとWindows(Phone)を合わせたデュアルOSということだ。これがWindowsだけとなると、おそらく人々はそのようなスマートフォンの購入を簡単には決められないだろう。AndroidとWindowsが一緒になれば自由に切り替えることができ、Windows Phoneも人々にとってはるかに選びやすいものになる」


HuaweiのWindows Phone搭載スマートフォン、Ascend W1
提供:Sarah Tew/CNET

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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