E Inkディスプレイを備えた「Android」スマートフォン「YotaPhone」の開発元であるYota Devicesは、「2013年のクリスマスに間に合うように」この珍しいスマートフォンの販売を開始する予定だという。同社が電子メールの中で明かした。
2つのスクリーンを搭載する携帯端末はこれまでもあったが、YotaPhoneは前面に高解像度のLCDスクリーン、背面にE Inkディスプレイを搭載しているという点でユニークである。
なぜE Inkを採用しているのだろうか。その狙いは、バッテリが少なくなったときに電子ペーパー画像でさまざまなアイテムを閲覧および参照できるモードに切り替えることで、1回の充電で携帯電話を利用できる時間を延ばすことだ。
モスクワに拠点を置くYota Devicesは1月、ラスベガスで開催された2013年のConsumer Electronics Show(CES)で初めてYotaPhoneを披露し、それ以降、同デバイスのアップデートに取り組んでいる。現時点で、同デバイスは4G LTEや「Android 4.2.2」(開発コード名「Jelly Bean」)、4.3インチで1280pのHDディスプレイ、13メガピクセルのカメラ、1.7GHzのデュアルコア「Krait」チップといったハイエンドのスペックを備えている。
Yota Devicesは同デバイスを全世界で販売する予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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