Googleは米国時間3月25日、「iOS」と「Android」向けの「Google+」アプリを大幅にアップデートした。写真、ロケーション共有、そして同製品の全体的な読みやすさを向上させる多数の新機能が提供されている。
写真機能は、Googleが買収したSnapseedに基づくものだと同社は述べた。ブログの投稿によると、「iPhone」アプリ向けには、写真の回転や切り抜きといった基本的な編集機能、Instagramのようなフィルタ、彩度、コントラスト、輝度を調整するためのコントロールと、写真をタップして元の写真と簡単に比較する機能などが提供されているという。
Googleは、写真をさらに制御したいと考えるユーザーに対し、Snapseedアプリのダウンロードを推奨している。
今回のアップデートでは、Androidとデスクトップ向けに、特定のサークル内で自分のロケーションを共有するオプションも提供されている。「このオプションを有効にする場合は、Google全体で自分が最もよくいるロケーションを参照することのできるユーザーを決めることになる」と同社は述べた。
また、Androidアプリ向けアプリでは、より小さなスペースにより多くの最新情報を表示することで、同アプリの情報密度を増加させている。投稿とコメントの両方において、デフォルトでこれまでよりも多くのテキストが表示されるようになっている。画像プレビューで端が切り取られることはほとんどなくなり、投稿では「+1」、再共有、コメントがより目立つようになったと同社は述べている。写真アルバムをスワイプ操作で参照することもできるようになった。
今回の新機能は多種多様だが、Googleが同社のソーシャルネットワークを、FacebookやTwitterに真に競合する製品にしようと真剣に取り組んでいることが表れている。アップデートは25日のうちにGoogle PlayとApp Storeで提供開始されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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