シャープは8月22日、FeliCaなどに対応するICカードリーダライタを標準搭載した企業向けタブレット端末「RW-T107」を9月5日に発売すると発表した。価格は6万円前後を想定するが、量販店などで個人向けには販売しない。
7型液晶を搭載し、NFC(ISO 14443 Type A、FeliCa)に対応。前面に200万画素、背面に300万画素のカメラを備える。重さは約395g、厚さは約11.5mmの軽量・コンパクトなボディながら5400mAhの大容量バッテリを内蔵し、約8時間の駆動が可能という。OSはAndroid 2.3で、Android マーケットから用途に合わせて必要なアプリケーションをダウンロードすることも可能だ。
シャープでは、アパレル関連の接客支援、銀行・保険業の渉外支援ツール、小売チェーン店の会員カードシステム構築をはじめ、保守サービス業での業務マニュアルの電子化対応、教育現場への導入など、幅広い業務での活用を積極的に提案していくとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」