ビデオリサーチインタラクティブは8月25日、2009年度第1四半期(4月〜6月)におけるインターネット広告出稿の動向調査を発表した。PC向けでは住宅関連情報やソフトウェア、モバイル向けでは電子コミックやゲームなどの広告が最も多かったという。
この調査は、ビデオリサーチインタラクティブが収集、集計したPCインターネット広告データベースサービス「Web Ads Report Advance」、およびモバイルインターネット広告データベースサービス「Mobile Ads Report」によるもの。
ビデオリサーチインタラクティブによると、この期間におけるPCインターネットのバナー広告の推定広告費は約442億円。モバイルインターネットのピクチャー広告の推定広告費は約71億円となっている。広告主数は、PC向けが約2400社、約4150銘柄。モバイル向けは約600社、約1000銘柄となっている。なお、ここには自社広告も含まれている。
自社広告を除いた推定広告費上位の商品種類をみると、PCでは「住宅関連情報」「ソフトウェア」「普通自動車」の順となった。一方、モバイルでは、「書籍・コミック」「趣味・娯楽(携帯電話向けゲームなど)」「着せ替え・待ち受け・文字・デコレーション素材」「音楽関係」といったモバイルコンテンツが上位を占め、この4商品種類合計のシェアは52.2%と過半数に達した。
企業別に見ると、PC向けではマイクロソフト、ディーエイチシー (DHC)、リクルート、サントリー、本田技研工業の順。モバイルではインフォコム、エヌ・ティ・ティ・ソルマーレ、Bbmfなど、電子コミックを扱う企業が上位に並んだ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」