Microsoftは米国時間4月22日、広告サービス「pubCenter」のベータ版をユーザーに公開した。同社は、パブリッシャーのサイトに広告を掲載するGoogleの「AdSense」や、Yahooの「Yahoo Publisher Network」の上をゆく代替サービスを提供する。
この種のサービスはウェブサイトのコンテンツを精査し、コンテンツに関連があると判断された広告を掲載する。検索サイトでの広告と同様に、広告主は読者が広告をクリックしたときのみ料金を支払う。また売り上げはパブリッシャーと広告サービスの運営企業で分け合う。
PubCenterのシニアプロダクトマネージャーを務めるKevin McCabe氏は22日、ADSPACEカンファレンスで今回の動きを発表した。ユーザーはpubCenterのサイトでこのベータ版サービスにサインアップできるが、同サービスは現在のところ米国のユーザーのみに公開されている。
このようなサービスのクリック率(CTR)は一般的に検索エンジンに表示される広告と比べるとはるかに低い。しかしこの技術はとりわけ景気後退期に依然として重要である。理由として、広告主がキーワードに入札できることや利益が見られる分野のみに投資を限定できることが挙げられる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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