ウォームビズのあおりか、防寒機能のある下着に人気が集まっている。そんな中、ユニクロが開発したヒートテックが話題になっているが、実態はどうだろうか。20代〜40代を中心とするネットユーザー男女471名に調査し、回答を集計した。
ユニクロのヒートテックを知っているかとの問いに「知っている」と答えたのは全体の73.7%。認知度は男性63.9%に対し、女性では83.2%と19.3ポイントも高く、年代別では20代に比べ、30代、40代の方がやや高めだった。
認知者にどこにで知ったかを聞いたところ「テレビCM」が31.1%で最も多く、「店頭」が28.0%、「クチコミ」が19.0%で続き、「ユニクロのインターネットサイト」「その他インターネット」などのウェブサイトや「雑誌」は1割未満だった。
認知者に、ヒートテックを持っているかを尋ねたところ、41.2%が「持っている」と回答。男女別で見ると女性は48.0%と半数近くにおよび、男性でも32.2%と3割を超えていた。年代別では、30代、40代は40%前後だが、20代では47.5%と高めだった。
ヒートテックを持っていない人では、「購入を検討している」が37.7%、「買おうとしたが売り切れで買えなかった」が20.1%にのぼり、合わせて57.8%が購入意欲あり。女性では63.1%、男性でも52.5%と半数以上が購入意欲を持っており、年代別でも30代では51.8%とやや低めだが、40代では61.0%、20代では76.2%と購入意欲が高く、性別、世代を問わず人気のようだ。
持っている人と購入意欲がある人に、支持する理由を聞いたところ、「コストパフォーマンスがいいから」が38.3%で最も高く、性別、年代を問わずトップ。以下、「ウォームビズに関心があるから(19.5%)」「話題だから(17.2%)」「暖房費削減のため(13.8%)」の順となっており、人気の商品が手軽な価格で手に入るというシンプルながら強力な魅力がユニクロのヒートテックにあることがうかがえた。
調査はブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアが、同社の提供するサービス会員をパネラーとして行った。
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