髪を乾かしたりブローしたりするだけでなく、ヘアケアにも欠かせないアイテムとなったヘアドライヤー。その利用動向について20代から30代を中心とするネットユーザー男女316名の回答を集計した。
回答者の髪の長さの内訳は、「ベリーショート」が52名(16.5%)、「ショート」が121名(38.3%)、「ミディアム」が104名(32.9%)、「ロング」が26名(8.2%)、「スーパーロング」が11名(3.5%)、スキンヘッドなどその他が2名(0.6%)。
ヘアドライヤーやヘアアイロンなどの所有率は全体の81.6%で、男性の72.5%に対し女性は20ポイント高い93.5%。利用中のヘアドライヤーの利用年数は、「3年以上」が53.5%、以下「1年〜2年未満」が20.9%、「2年〜3年未満」が15.9%。「半年以内」「半年から1年未満」は合わせて9.7%だった。
ヘアドライヤー購入時に何を重視するかを複数回答形式で聞いたところ、「値段」が65.5%、「風量」が54.3%で、「マイナスイオン付き」は34.9%。中でも「マイナスイオン付き」は男性で22.5%だったのに対し、女性では47.3%と25ポイントも高かった。
さらに女性のヘアスタイル別では「ベリーショート」と「ショート」で30%以下だったのに対し「ミディアム」で45.9%、「ロング」では66.7%、「スーパーロング」では70.0%と、髪が長い人ほどマイナスイオン機能を重視しているようだ。
ちなみに利用中のヘアドライヤーにおけるマイナスイオン機能の有無については「マイナスイオン付き」が全体の42.2%で、特にミディアム以上のヘアスタイルの女性では60.0%前後がマイナスイオン付きのヘアドライヤーを利用していた。
主に利用しているヘアドライヤーのメーカーを選んでもらったところ、「パナソニック」が22.9%。現在は「パナソニック」に統一された「ナショナル」ブランドの20.9%を合わせると、パナソニックのヘアドライヤー利用者が43.8%を占めた。
ヘアドライヤー利用者に、普段お風呂上がりに髪をどのように乾かすのかを聞くと、「ヘアドライヤーやヘアアイロンなどで乾かす」とした人が59.7%いた一方、「タオルで拭いて自然乾燥」派は38.0%。女性では30.2%が「自然乾燥」派だった。
さらに「ミディアム」スタイルの女性の26.2%と「スーパーロング」の女性の30.0%も自然乾燥派と、マイナスイオン機能を重視している割には意外な結果となった。
またシャンプー、リンス以外にヘアパックなどのヘアケアをしているかとの問いには66.7%が「ケアしていない」と回答。女性では46.5%が特別なケアをしていなかった。しかも、スーパーロングを除くすべてのヘアスタイルの女性では、軒並み45.0%を超える人がシャンプー、リンス以外のケアをしておらず、特に「ベリーショート」の女性では75.0%を占めた。
調査はブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアが、同社の提供するサービス会員をパネラーとして行った。
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