日興アイ・アールは、企業の情報開示に対する意識の促進を目的とした「2008年度 全上場企業 ホームページ充実度ランキング」(PDF)を発表した。
2003年度から6回目となる今回のランキングは、「分かりやすさ」「使いやすさ」「情報の多さ」の3つの視点から117の客観的な評価項目に基づき、全上場企業3920社(2008年5月末時点)を対象に、2008年6月中旬から9月末にかけて実施された。
ランキング結果によれば、「株式時価総額が大きい企業ほどIR(投資家向け広報)情報の開示状況が高く、総合ランキング上位の企業ほど個人投資家に配慮したサイト構成になっている。特に分かりやすさを重視しているサイトほどIR情報の開示状況が高い傾向が見られる」という。
順位 | (銘柄コード)企業名 | 総合ポイント |
---|---|---|
1 | (6502)東芝 | 85.4 |
2 | (9437)NTTドコモ | 85.1 |
3 | (9531)東京ガス | 84.3 |
4 | (9697)カプコン | 84.2 |
5 | (6762)TDK | 84.1 |
6 | (4901)富士フイルムホールディングス | 82.5 |
7 | (9433)KDDI | 82.3 |
8 | (7270)富士重工業 | 82.1 |
9 | (6702)富士通 | 81.8 |
10 | (6479)ミネベア | 80.9 |
また、コーポレート・ガバナンスに関する項目でベスト10にランクインした企業は、総合ランキングにおいても全て50位以内にランクインしている。会社の考え方や方針を積極的に株主や投資家に伝えようとする企業意識の変化が伺える。
ガバナンス順位 | 総合順位 | (銘柄コード)企業名 |
---|---|---|
1 | 1 | (6502)東芝 |
2 | 11 | (3401)帝人 |
2 | 26 | (8411)みずほフィナンシャルグループ |
4 | 47 | (4523)エーザイ |
4 | 13 | (8306)三菱UFJフィナンシャル・グループ |
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