総務省と全国地上デジタル放送推進協議会は6月30日、地上デジタル放送の視聴可能世帯の整備状況を示した「市町村別ロードマップ」を公表した。
今回公表されたロードマップは、2006年12月に地上デジタル推進全国会議で策定された「第7次デジタル放送推進のための行動計画」に基づき、地上デジタル放送が視聴可能となる世帯の目安を市町村別に示したリスト。2007年9月版が新たに改訂された。
ロードマップでは、各都道府県を放送対象地域とする放送事業者ごとに、各市町村における(1)2008年末、2009年末、2010年末のデジタル電波カバー世帯数見込み、(2)旧来のアナログ電波カバーの範囲外にある共同受信施設の加入世帯数見込み、(3)デジタル放送局の電波カバーによらず、共聴/ケーブル対策でデジタル受信を確保する必要が見込まれる世帯数、(4)現在のデジタル放送局の整備計画上、デジタル化に伴い発生が見込まれる難視聴世帯数、およびデジタル化改修の難易度が高い辺地共聴施設の加入世帯数等の難視聴世帯数見込み、の各項目をシミュレーションに基づき集計。データは地上デジタル推進全国会議のサイトからダウンロードできる。
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