ヤフー、ウェブマスター向けツール「Yahoo!検索 サイトエクスプローラー」公開

鳴海淳義(編集部)2008年05月14日 12時53分

 ヤフーは5月14日、ウェブマスター向けツール「Yahoo!検索 サイトエクスプローラー」ベータ版を公開した。

 Yahoo!検索 サイトエクスプローラーは、Yahoo!検索の検索エンジン(YST)にインデックスされているウェブページや、インデックスに関連する情報を、URLを手がかりに検索できる。主な機能は以下の通り。

  • URLやドメインを指定して、YSTのインデックスにあるウェブページを調べられる。
  • YSTにインデックスされているウェブページの最終クロール日や言語判定結果を確認できる。
  • YSTに対してサイトマップ(URLフィード)を送信して、クロールのリクエストができる。
  • ウェブページやサイトにリンクしているページを調べられる。
  • トラッキング用のパラメーターのような、コンテンツに影響を与えないURL中のパラメータを非表示にしたり、パラメータに固定値を設定したりできる。
  • 広く認知してほしくない、検索結果からの誘導も望まないページや、インデックスされてしまったエラーページなどを、Yahoo!検索の結果で非表示にできる。
  • リンクファームの一部とされ、検索結果でペナルティを受けないためのスパム報告ができる。
  • Yahoo!ブックマークからのブックマーク数の表示や、Yahoo!ブログ検索からの言及数を表示できる(日本版の独自機能)

 今後はモバイル検索のフィード送信機能やデベロッパー向けAPI、ブログパーツなども追加していく予定。米国では2005年11月にベータ版がリリースされ、以降バージョンアップを重ねている。すでに米国版Yahoo! Search Site Explorerを利用している場合も、Yahoo! JAPAN IDを使ったサイト認証後、日本版サイトエクスプローラーで米国版で行っているインデックスに関する設定を確認できるという。

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