ソフトバンク、アバターがテキスト読み上げる動画広告--撮影や録音不要

 ソフトバンク コマース&サービスは6月2日、動画広告作成サービス「PIP-Maker for アドバタイズメント」と「PIP-Maker for マーケティング」の提供を開始した。

 PIP-Maker for アドバタイズメントは、動画サイトで視聴前に流れる15~30秒の動画広告を低価格で作成できるサービス。Microsoft PowerPointを利用したスライド素材に、3Dアバターとテキスト入力した言葉を読み上げる音声を組み合わせることで、撮影や録音などの手間をかけることなく動画を作れる。

  • 「PIP-Maker for アドバタイズメント」のイメージ

 利用シーンや用途に合わせて、ベースとなる背景を19種類の画像や、ユーザーのオリジナル画像から選べるほか、16カ国語に対応した35種類の音声と、24種類のアバターを組み合わせられる。5本まで動画を作成でき、料金は月額2万9800円(税別)。最低利用期間は1カ月。なお、このサービスは、4COLORSが提供する番組画像作成システム「PIP-Maker」を基にソフトバンク コマース&サービスが共同開発している。

 PIP-Maker for マーケティングは、動画広告などから訪問してきた閲覧者に、より詳しい情報を提供するための動画コンテンツを作成できるサービス。1本につき10ページまでのプレゼンテーションで、アバターが商品やサービスを音声で説明する。公開した動画の読了率や途中離脱の傾向など、閲覧者の視聴動向を収集できるほか、ページ内リンクやアンケート機能により、製品の感想や顧客ニーズを基にした診断結果も得られるとしている。1本の動画を作成でき、料金は月額9800円(税別)。最低利用期間は1年。

 動画ページは契約期間中に何度でも修正できるため、公開後に得られたフィードバックに応じて内容を変更することで、顧客ニーズに応じた効果的なコンテンツに更新できるとしている。また、PIP-Maker for マーケティングではオプションとして、作成した動画をMPEG、またはWMV形式でダウンロードできる。


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