日本エイサーは10月12日、Windows 8搭載のウルトラブックやタブレット、デスクトップPCなどを発表した。10月26日より順次発売する。
中でも注目は、フルHDの10点タッチパネルを搭載したウルトラブック「Aspire S7 391」と「Aspire S7 191」だ。
Aspire S7 391は、13.3インチのフルHD(1920×1080)IPSパネルを搭載。厚さは約11.9mmで、10点タッチパネル対応のウルトラブックとしては世界最薄という。重さは約1.3kg。CPUはインテル Core i7-3517U プロセッサで、メモリは4Gバイト。2つの64Gバイトを組み合わせた128GバイトのSSDを採用している。複数のSSDに対して同時並行的に読み書きできるRAID 0により、既存のSSD採用モデルPCよりも高速化したという。天板には傷に強く強度も高いゴリラガラス2を採用。バックライトキーボードには、明るすぎず使いやすい有機ELを使用している。バッテリ駆動時間は約6時間。価格は13万円前後で、年内に発売予定だ。
Aspire S7 191は、アルミ削りだしでデザインにこだわったモデル。11.6インチのフルHD(1920×1080)IPSパネルを搭載する。厚さは約12.2mmで、重さは1.04kg。CPUはインテル Core i5-3317U プロセッサで、メモリは4Gバイト。Aspire S7 391と同様に、有機ELバックライトキーボードと128GB(64GB×2)SSD RAID 0を採用している。バッテリ駆動時間は約4.5時間。価格は14万円前後で、年内に発売予定だ。
ウルトラブックしては、50日間のスタンバイを保てる「Aspire S3-391-F54D」も登場した。13.3インチのHDパネル(1366×768)を搭載。独自機能により、約1.5秒で起動し、約2.5秒でネット接続する機動性の高さも特長のひとつだ。重さは1.36kgで、バッテリ駆動時間は約5.5時間。価格は8万円前後で、10月26日に発売する。
このほかにも、モバイルノートPCとして「Aspire V5-171/431 シリーズ」(5万円前後~)や10点マルチタッチ液晶を採用した15.6インチノート「Aspire V5-571P-F54D/S」(7万円前後)、「Aspire V3 シリーズ」(7万円前後~)、HDMI端子を搭載した15.6インチノート「Aspire E1 シリーズ」(4万円前後~)も登場した。発売はいずれも10月26日。
タブレット製品は、「ICONIA W510 シリーズ」とフルHD対応の「ICONIA W700 シリーズ」が登場した。いずれも画面に5本指でタッチして呼び出すAcer独自のアプリケーション「Acer Ring」を搭載。Acer Ringは、ドキュメントやムービー、写真など6つのカテゴリに簡単なタッチ操作でアクセスできるのが特長。
ICONIA W510シリーズは、ノートPCにもなる10.1インチのタブレットだ。キーボードドックを装着すれば約18時間のバッテリ駆動が可能という。タブレット本体は約580gで、ドックとセットにすると約1.26kg。ブラウジングやSNSの利用が目的のライトユーザーや機動性を求めるビジネスパーソンをターゲットとする。価格は7万円~9万円前後で、発売は年内を予定しているという。
ICONIA W700シリーズは、USB3.0ポートや11.6インチフルHD(1920×1080)を搭載したタブレットだ。ボディはアルミ削りだしで、デザイン性と耐久性にもこだわったという。4850mAhの大容量バッテリを搭載し、最大9時間駆動が可能。重さは約950gで、価格は8万円~9万円前後。発売は年内を予定している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」