キヤノンは1月29日、コンパクトデジタルカメラIXYシリーズとPowerShotシリーズ計6製品を発表した。うち3モデルにWi-Fiを搭載し、SNS連携やスマートフォン連携を強化した。
IXYシリーズは、「IXY 610F」「IXY 110F」「IXY 90F」の3モデルが登場した。IXY 610Fは、2012年に好評を得た「IXY 600F」の後継モデルで、28mmから24mmへとより広角化したほか、光学10倍ズームとWi-Fiを備えた。写真と動画を同時に残せる「プラスムービーオート」により、静止画とシャッター前約4秒間の同時に記録できる。動きのある子どもの写真などにも便利な機能だ。
有効画素数は約1210万、1/2.3型高感度CMOS(裏面照射型)、3.0型TFTカラー液晶(約46.1万ドット)を備える。市場想定価格は2万7980円、2月下旬に発売予定だ。
IXY 110Fは、光学8倍ズームを搭載したモデルとして世界最薄となる薄さ20.6mmのボディを特長とする。プログレッシブファインズームにより、16倍の高精細ズームも可能だ。有効画素数は約1600万、1/2.3型CCD、3.0型TFTカラー液晶(約46.1万ドット)を備える。市場想定価格は2万2980円、2月下旬発売予定だ。
IXY 90Fは、光学8倍ズームを搭載したスタンダードモデルだ。IXY 110Fと同じセンサを搭載するが、Wi-Fiは非搭載、液晶が2.7型TFTカラー液晶(約23.0万ドット)となる。市場想定価格は1万7980円で、3月中旬発売。
PowerShotシリーズは、Wi-Fiを搭載した新コンセプトカメラ「PowerShot N」と、スリムで5倍ズームを搭載したスタンダードモデル「PowerShot A2600」と単3電池を搭載した「PowerShot A1400」の3種類。
PowerShot A2600の有効画素数は約1600万で、1/2.3型CCDを搭載する。幅19.8mmのスリムボディながら、光学5倍ズーム、プログレッシブファインズームにより10倍の高精細ズームが可能だ。市場想定価格は1万1980円で2月下旬発売。
PowerShot A1400は、単3電池と光学ファインダを搭載。有効画素数は約1600万で、1/2.3型CCDを備える。市場想定価格は1万2980円で、2月下旬発売予定だ。
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