エプソンは、レーザー光源と反射型液晶パネルを採用し、4K、HDRに対応したホームプロジェクター「EH-LS10500」(想定税別価格:80万円)を発表した。12月に発売する。
EH-LS10500は、2015年4月発売の「EH-LS10000」の後継機種で、新たにHDR(ハイダイナミックレンジ)に対応。映像の白とびや黒つぶれが軽減し、コンテンツに合わせてHDRのモード選択が可能だ。
エプソンの「4Kエンハンスメントテクノロジー」を搭載し、4Kエンハンスメントデバイスで、1画素を斜めに0.5画素シフトさせることで、縦横の解像度を実質2倍にした。4K映像入力信号に加え、フルHDの入力信号も、4K相当にアップスケールして映し出すことができる。
光源にレーザーダイオードを採用し、光の出力を制御することで、映像の入力信号に合わせた遅延のないリアルタイム調光が可能。光源をオフにすることで、全黒0lm(ルーメン)を実現し、ダイナミックコントラストは無限になるという。
レーザー光源は、最長3万時間の光源寿命を実現し、かつ、色の再現力に優れ、DCI(Digital Cinema Initiatives)やAdobe RGBをフルカバーする広色域を実現。反射型液晶パネル「3LCD Reflective Panel」採用で、高いネイティブコントラストと、画素感のギャップのない滑らかな映像再生を可能とした。
光学レンズは上下90%、左右40%シフトし、2.1倍ズームフォーカスレンズにより、部屋の広さや環境に応じた幅広い設置が可能。フォーカス、ズーム、レンズシフトで調整したレンズの位置は、10個まで登録が可能だ。
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