東芝は、2013年春に84V型を含む4K対応テレビ3機種を発売すると発表した。新エンジン「レグザエンジンCEVO 4K」を内蔵する。
同社は2011年12月に55V型の4K対応テレビ「55X3」を商品化しており、次に発売されるモデルは第2世代機にあたる。東芝デジタルプロダクツ&サービス社社長の深串方彦氏は「東芝は4Kテレビを世界で初めて市場に投入し、この市場を牽引してきた。今後のテレビ戦略を語る上でも重要な商品の一つ。テレビに合わせて4K出力対応のPC『dynabook』も2013年に商品化する」と4K戦略について話した。
搭載されるレグザエンジンCEVO 4Kは、4K超解像処理に「4K微細テクスチャー復元」と「4K輝き復元」を加えることで、精細感や輝きなど、4Kの美しさを際立たせるというもの。「4KテレビでBDソフトの映画を再生すれば、自宅が最新の映画館になる」(深串氏)と高画質にも自信を見せる。
全機種グローバル市場への投入を予定しており、84V型、60V型台、50V型台の3機種が出そろうとのこと。同日発表された「REGZA Z7/J7」シリーズにも搭載されている、レグザクラウドサービス「TimeOn」などの機能も含まれる予定だ。
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