では、それぞれの機能を試していこう。まず手のひらサイズのスピーカー「マイクロキューブ」を机上にセットする。マイクロキューブには専用スタンドに取り付けられており、PCの脇に置くだけでセットが完了。スタンドの四隅にはゴム足も付属しており、軽量スピーカーでも、しっかりと机に固定できる。軽く触れたぐらいでは倒れたり、ずれたりしてしまうことはない。
次に、「ベースモジュール」をセットする。ベースモジュールは壁にぴったりと設置してしまうと音がこもってしまうので、壁から少し余裕を持って配置した。サイズは高さ21cm、奥行き35cmの長方形。部屋のコーナーや壁の梁スペースにぴったり収まる。机の下や足下でも、ベースモジュールに接続するケーブル類が届く範囲であればどこに設置してもよい。
手元で簡単に音量調整やミュートのON/OFFができるコントロールポッドは、いつでも手が届くようにノートPCの脇に置いた。コントロール部の裏面は、ゴム素材のカバーで覆われているので机の上にもぴったりとセットできた。
通常PCで作業をしながら音楽を聴いていると、資料を置いた際にボリューム部が動いてしまうことがある。そんなときでもこのコントロールポッドはずれたりしない。円形のコンパクトなコントロールポッドは、上部の黒いリング部分を左右に回7すと音量が、ポッド中央部をタッチすると音声をミュートできる。電話がかかってきたときなど、ポッドを「ポン」とたたくだけで、ミュートできるので、とても重宝した。
最後にノートPCのヘッドフォン出力部やそれぞれのケーブルを「ベースモジュール」の背面にセットする。接続が必要なケーブルは電源を合わせて5本。煩雑な気もするが、全部机の裏に隠れてしまうので、通常使用する際は気にならならないだろう。
ノートPCとの接続はヘッドフォン出力のみでOKという手軽さもいい。外出するときも帰宅したときも、ケーブルを1本抜き差しすれば、すぐにPCの音が聴ける。
また、コントロールポッドにも、ヘッドフォン出力とともに入力端子も備えているので、外で使っていたデジタルオーディオプレーヤーをそのまま「Companion3 II」の高音質で楽しめる。
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