Wooo DV-DH1000Dのダブルデジタルチューナー&いいとこ観なら録画も再生も自由自在 - (page 2)

日立
DV-DH1000D
内容:業界に先駆け、ハイビジョンダブル録画を実現した日立Woooから、デジタルレコーダーの最新モデルが登場した。今回はダブルデジタルチューナー、1TバイトHDDといったハード的なハイスペック感はそのままに、いいとこ観、自動録画といったソフトウェア面を強化しているのが特長だ。特に同社のPC、Priusから移植された、いいとこ観のダイジェスト再生機能は、今シーズンの製品の中でも際立っている。

1TバイトHDDにダブルチューナーを搭載

 本機は、日立GST社製の500Gバイト HDDを2基搭載することで、1Tバイトの超大容量を実現している。同社のHDDは、停電などの緊急時に記録ヘッドを緊急避難させる安全機構や、連続したAVデータの記録に対応した録画コマンドなど、家電用途にも対応した設計を採用している。

 1TバイトのHDDというと「そんな超大容量は使い切れない」と思う人もいるだろうが、ハイビジョン録画は容量を必要とするため、1Tバイトのハイビジョン録画を、アナログ機のSP(標準)モード録画に換算すると約230Gバイトになる。つまり、ひどく持て余す容量ではないのである。地デジの連続ドラマを録り貯めたい、といった用途では、むしろ必須の容量といってもいいだろう。

 DVDマルチドライブの仕様は前モデルと同じで、DVD-R/-RW/RAM 録画が可能で、デジタル放送をムーブ(移動)できるDVD-R VR(CPRM)録画にも対応する。欲を言えばDL(二層)メディアにも対応してほしかった。  デジタル端子は、HDMI出力のほか、i.LINK(TS)端子を2系統装備。前モデルではi.LINK出力のみだったが、本機では同社薄型テレビWoooからのムーブ録画に対応するため、i.LINK入力にも対応している。

 なお、前モデルにあったTSX録画(デジタル放送録画と同時にDVDダビング用のデータも作る)モードは非採用となっている。この機能は、同じ番組をHDD&DVDでダブル録画することで代用できるので、実用上の機能ダウンにはならないだろう。

  • レコーダー1と2でデジタル放送をダブル録画。緑の矢印は追いかけ再生中を表す。ここまでマルチに録画再生できるのは本機ならではだ          

  • 「ディスクナビゲーション」の再生リストは、サムネイルとテキスト一覧を選べる。タイトルを選ぶと、各種再生やいいとこ観などの再生メニューがポップアップする二段構えになった。また、リモコンの再生ボタンで一発再生も可能

  • 「ワケ録」機能を使えば、録画済み番組をジャンルやチャンネル別などに自動仕分けが可能だ。予約時にユーザーの指定ができるほか、ユーザー名変更もでき、家族別のフォルダとしても使いこなせる

  • リモコンの「おしえてボタン」はビギナー用の機能だ。このボタンを押すだけで、写真のようにシンプルな操作メニューが表示される。「録る」「見る」など目的別のメニューで初心者でも簡単に操作できる

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