最近私はTwitter(トゥイッター)にはまっています。一般的にもTwitterは流行っており、私の友人の間でも利用している人が多いサービスです。
Twitterの意味は「さえずる」「おしゃべりする」ですが、そのサービスは、自分の仲間たちによる簡易交換日記というようなものです。昔流行ったチャットっぽい雰囲気であり、仲間に気軽に「今何をしている」「これが好き」「こんなこと考えている」などを伝えることができるもので、なにげなく仲間とつながっている感じを起こさせるのがTwitterの不思議なところです。
そもそも一発言が140文字しか入力できないので、ブログやSNSのように自分の主張を細かく伝えることはできませんが、私的なつぶやきを手軽に情報発信できるのです。またメッセンジャーやメーラー等からも利用できるようになっているので急速に普及しているのだと思います。
内山幸樹氏は「仮想世界で暮らす法」(講談社、2007年10月20日)の中で以下のように位置付けています。
しっかりと内容を煮詰めた上で情報伝達したければホームページ、日々の出来事に即した主張をエンドユーザー(以下ユーザー)にしたければブログ、ブログほどの主張では無いが友人にしっかりとした情報伝達を可能にするSNS、そして会話としては決して深いものではありませんが「あうんの呼吸」で友人と繋がることができるTwitterと、ネット上のインタラクティブなコミュニケーション手段は着実に増えてきていると思います。ユーザーはこれらをうまく使い分ければ、伝えたい情報レベルによってのトータルコミュニケーションが可能になるわけです。
私は、Twitterを仕事をしながら使っています。友人の「ボソッ」という意見に頷き、「こんなこと思ってるんだ!」「へぇ〜こんなものがいいの!?」など、関心する時があります。おそらく私のような「ながら見・ながら聞き」のユーザーが大半と思います。Twitterが一層普及し、「ながら見・ながら聞き」メディアとして育ってもおもしろいなと思う今日このごろです。
大手広告代理店退職後、財団法人社会経済生産性本部において経営コンサルタントの認定を受け、その後1999年9月株式会社オプト入社。2001年1月より同社代表取締役COO。2006年1月より同社代表取締役CEO。慶應義塾大学経済学部卒、産能大学大学院経営情報学研究科(MBA課程)卒、中小企業診断士。デジタルハリウッド大学院教授(「インターネットマーケティング」担当)。「サイバーコミュニティを使った『ニーズ調査』の有効性に関する比較研究」(経営情報学会2000年、共同研究)、「インターネット広告による売上革新」(同文舘出版2006年、共著)等学会・講演活動多数。
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