納星、と聞いたこともないメーカーの788+はパッケージ写真に大きくBleutoothヘッドセットが写っており、ケータイに付属していることがわかる。中国語で「ドイツの技術!」と謳っているあたり、精密で精度の高い製品であることをアピールしているのだろうか。もちろんこれは「書いてあるだけ」である(笑)。ケータイそのものは中国ではごくフツーのストレート形状、デュアルSIMカード、タッチパネルのどこにでもある製品だ。Bluetoothヘッドセットがおまけについてくることだけがウリなんだろうか?
さっそくパッケージを開けてみよう。箱の中には788+本体や充電器、電池などが入っている。しかしBluetoothヘッドセットはどこにも見当たらない?普通の有線ヘッドセットが入っているだけだ。もしやパッケージにだまされてしまったのか?ちくしょー、金返せ!と泣きながらとりあえず本体を取り出して動作チェックだけでもしてみることにした。
背面を見ると電池カバーがある。これを外して電池を入れようと思ったところ、その下に「Storage Box」という表記がある。ここに何かモノを入れるの?なんだろうなぁと思ってあけてみると!なんとBluetoothヘッドセットが内蔵されているではないか!こりゃ驚いた!
小さくてなくしやすいBluetoothヘッドセットも、使わないときなどは本体に収納して保管しておくことができるというわけだ。しかーも!本体に入れたままヘッドセットの充電もできてしまうというではないか。すなわちケータイを充電すればヘッドセットもそのまま充電できちゃうわけで、朝、家を出ようと思ったら「Bluetoothヘッドセットを忘れたー!」とか「ケータイ充電したのにヘッドセット充電してないぃー!」なんてことはこの788+を使う限りありえないわけだ。
またBluetoothはペアリング操作が必要だが、788+ではヘッドセットの電源をいれるだけで自動的にペアリングされるという。使い勝手も非常によいようだ。ちなみにこの788+はもう1年以上前の製品である。そんな前からこっそりとこんなケータイが中国では売られていたというわけだ。
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