香港や中国のケータイショップで見かける怪しいトンデモケータイの中には、「おぉっ!こりゃかなりいける!」とワクワクしてしまう製品に出会うことがある。そして気がつくとつい買ってしまうのだ。そんな魅力あふれる製品の1つが、今回ご紹介するトンデモケータイである。
まずはこの写真を見ていただこう。ショーケースの後ろには前回紹介したような、ごくごくフツーの中国ケータイが並んでいる。ケータイショップで撮影したものなのだが、この手前に写っているブツは何なんだろう?
ケータイショップでクルマのおもちゃが売られているのか。──でも、一体だれがわざわざこんなところで買うというのだろう。値段を聞くと、ナント2万円以上もするではないか。まさかラジコン?興味本位でショップの店員さんにこのクルマを出してもらったところ、背面を見て驚いた!
そう、これもまたブッ飛びオドロキ、自動車型のケータイである。一見すると携帯には見えないだけに「携帯電話持込禁止」なんて場所にも持ち込めるのでは……と思えてしまうくらい、どう見てもこれはケータイの形ではない。でも確かに、クルマのおもちゃの背面はそれなりのスペースがあるし、サイズ的にもケータイを入れる余地はある。だからといって、それを本当にケータイにしてしまうとは。中国パワー恐るべしだ!
この自動車ケータイのターゲットはやっぱり男性だ。大人になっても遊び心を忘れない、そんな“男のロマン”がぎっしり詰まったケータイ、と言えるのではないだろうか。
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