“オトコの遊びゴコロ”をくすぐるロマンたっぷり「自動車ケータイ」 - (page 3)

意外に使いやすい形状

 ではケータイとして使ってみよう。本体をひっくり返し電源キーを入れると、中国トンデモケータイにありがちな大音響のスタートアップサウンドを奏でながら起動する。

 実はこの形状、手に持ってみると意外と持ちやすい。人間工学を研究した結果がこの自動車ケータイのデザインになったのでは、と思えるくらい持ちやすいのだ。この外観ながらも、実は持ちやすいデザインとは、やっぱり中国は侮れないものである。

意外と持ちやすい形状をしていて驚いた! 意外と持ちやすい形状をしていて驚いた!
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 さて、電源を入れてしまえば、あとは本体の4隅にタイヤがある以外はフツーの中国ケータイと変わらない。タッチスクリーンで音楽や動画再生ができたり、手書き入力ができたりと、機能も一般的なものだ。

 そして、こんなケータイなのにBluetoothが搭載されているのが中国。そこのあなた、ケータイ同士を向かい合わせて赤外線でデータの送受信していませんか?中国では、こんなケータイを持った連中が、Bluetoothでファイルの送受信をしているのです。

画面は中国トンデモケータイ標準ともいえるタッチパネル。手書き対応 画面は中国トンデモケータイ標準ともいえるタッチパネル。手書き対応
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壁紙はデフォルトでそれっぽいものがいくつか入っている 壁紙はデフォルトでそれっぽいものがいくつか入っている
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ギミックも面白いぞ

 おっと、操作中をしていたら着信だ。あれ?本体の上のほうが光っている?と思ったら、なんと着信時はヘッドライトが光るようになっているようである。

 噂によると、他社から出ている自動車ケータイはライトが音楽に合わせて点滅したり、白一色ではなく赤や青など派手に光まくるらしいが、今回買ったものは上品に白く光るだけ。だれかに電話してもらえば、これは暗闇でライトとして使えるかもしれない明るさだ。

 ところで画面はタッチパネルだが、スタイラスペンはどこに収納されているのだろう?取扱説明書にはそこまで記載がなく、本体をよーく調べてみると、なんと左のヘッドライト部分がスタイラスペンになっている。

 ペンの内部は透明素材になっており、着信時は本体内部のライトが光る。その光がヘッドライトまで伝導されるというわけである。このアイデア、ほかのメーカーでも参考になるのではないだろうか?

着信時はヘッドライトが光る!暗闇で着信すると目立ちそうだ 着信時はヘッドライトが光る!暗闇で着信すると目立ちそうだ
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なんとヘッドライトを引き抜くとスタイラスになっているぞ なんとヘッドライトを引き抜くとスタイラスになっているぞ
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スタイラスペンは内部が透明素材のため、光を伝導できるわけだ スタイラスペンは内部が透明素材のため、光を伝導できるわけだ
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