かなり多くの人がお金に関するストレスを感じています。ですから、ユーザーインターフェースを設計する際には、硬さを抑え、Wesabeを親しみやすく、お金について気楽に話せる場にするために、できる限りの努力をしました。金銭的な目標を順調に達成できるようにするためのヒントを提供するようにしています。また、各個人がカスタマイズできる目標を表示する小さなボタンを置いています。目に見える形で、コンパクトに、そして願わくは楽しい形で、個人が達成したいと思っている目標を思い出させるものです。さらに、Wesabeの全ページにほかのユーザーの顔を表示しています。これは、自分と同じようにお金を有効に使おうと努力している仲間がたくさんいるのを見せるためです。全体として、設計に関するわれわれの目標は、お金は皆に影響を与えるもの、そしてコントロールできるものと会員が感じられル用にすることです。また、お金を有効に使うための選択肢を持つ助けとなることです。
最も多いのは、自分の使っている銀行やクレジットカード会社を追加でサポートして欲しいというリクエストです。2006年11月の立ち上げ当初、Wesabeは3,000の金融機関をサポートしていました。現在は5,000以上の金融機関をサポートし、さらに毎週その数を増やしています。
ユーザーは分散しています。米国中、そして100以上の国にユーザーがいます。
半年間で、サイトをさらにシンプルにする予定です。どんなデータフォーマットを使っていても、もっと簡単にデータのインポートやエクスポート、活用ができるようにしたいのです。
2年後には、アーリーアダプターやファンだけでなく、幅広いオンラインバンキング利用者のニーズに対応するツールやコミュニティーになりたいです。
個人の財産管理は必ずしもおっくうなものではないのを理解してもらうことです。自分のお金がどこに行くのかを理解するための時間のかかる面白くない仕事はわれわれが請け負います。むしろ、自分のお金をより有効に活用し、金銭的目標を達成するためのツールやサポートを提供します。
やるべきことは1つではありません。小さなことをたくさん積み上げることが、より深く有用なユーザーエクスペリエンスの提供につながります。大まかにいって、現在の支出と将来の目標に関して、より多くのコンテキストを提供できるようにする必要があります。
2007年中に導入予定のプレミアム会員からの月額利用料で利益を上げていく予定です。Wesabeには広告を入れるつもりはありません。ユーザーにお金を使わせようとするサイトは山ほどありますが、われわれはお金を貯めるのを助けるサイトでありたいのです。
競争上の理由から、アクセス数や利用者数は公表していません。
ほぼ毎日、会員から非常に良いフィードバックがあることです。これほど好評で、本当に会員の役に立つサービスを提供していることに、喜びを感じています。
ユーザー生成コンテンツ(UGC)へとシフトしているという見方には賛成です。(それ自体が非常に企業よりの見方ですが。)一方で、UGCが私たちを取り巻いくコミュニケーション網に成長していることに非常に驚いています。つい先ほど「flickr」で友人の赤ちゃんの写真を見ていました。友人もその家族も長年にわたり香港在住で、私は長い間彼らの顔を直接は見ていません。でも、彼らの子供の成長を見守っているのです。
OpenSourceCU、Bankwatch、A VC、Calacanis bog、Cooltools、ZeFrank、NetBanker、Get Rich Slowly、BankerVision、genuineVC、Dilbert blog、St. Bartholomew's (Gawain婦人のブログ)、The Mechanic and the Muse、VentureBeat、Valleywag、Tech Crunch、O'Reilly Radar、GigaOm、Webware、Arts and Letters Daily、New York Times、Wall Street Journal、Freakonomics。M
5〜6時間です。
メールでのインタビューに応じてくれたWesabeの 最高経営責任者(CEO)兼共同創始者のJason Knightに謝意を表する。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」