6月11日、中国のポータルサイト最大手の「新浪網(SINA)」とGoogleが提携を発表した。具体的にはまずは検索とニュースと広告の分野で業務提携を行う。
Googleは新浪網との提携で、中国市場ではライバルの百度に大きく水をあけられた現状を挽回する。新浪網とは中国最大の総合ポータルサイト。Alexaのランキングでは中国において百度、チャットソフトを中心に展開するポータルサイトのQQに続く3番目のサイトとなっており、世界のサイトランキングでは日本のトップのYahooとほぼ肩を並べる。新浪網との提携は非常に大きい意味を持つのだ。
新浪網は独自の検索エンジンを利用していたが、この提携によりサイト上の検索エンジンにGoogleを採用する。また新浪網は、自社の検索エンジン「愛問」の開発や運営を行ってきた80〜100人の人員リソースをコンテンツと広告業務に向ける意向だ。既に新浪網のページの検索窓にはGoogleのロゴがあてられている。
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