一部の「Apple Watch」に「ゴーストタッチ」現象--その対処法は

Artie Beaty (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 佐藤卓 吉武稔夫 (ガリレオ)2024年02月13日 11時41分

 一部の「Apple Watch」ユーザーには早くもハロウィンが訪れているようだ。ディスプレイに一切触れていないにもかかわらず、勝手に電話がかけられたり画面がスワイプされたり、場合によってはパスワードを入力できなくなったりするという、不可解な「ゴーストタッチ」現象が起きているという。

Apple Watchを着けた腕
提供:Adrian Kingsley-Hughes/ZDNET

 Appleは公式製品取扱店に送付した最近の通知で、一部の「Apple Watch Series 9」と「Apple Watch Ultra 2」でディスプレイの誤動作が発生している件について説明した。この通知によれば、装着者が一切操作をしていないにもかかわらず、画面が突然変わったり不規則な動作をしたりする問題が起きているという。そのため、画面を誤ってタップして意図せず電話をかけたり、パスワードが入力できなくなって完全にロックアウトされたりするといった不都合が発生する可能性がある。

 MacRumorsが初めて報じたこのメモで、Appleは技術者に対し、同社の調査が終わるまで一切の修理を行わないよう指示している。それまでの間は、ただ強制再起動する、つまり、Appleのロゴが表示されるまでデジタルクラウンとサイドボタンを同時に10秒間長押しすることが、一時的な解決策となるようだ。

 Appleは影響を受けているユーザーの数を明らかにしていないが、製品取扱店に通知を送付していることから、影響はかなり広範囲に及んでいると思われる。また、これがハードウェアの問題なのかソフトウェアの問題なのかは不明だが、突然生じたことから後者である可能性が高く、その場合は「watchOS」のアップデートで修正される可能性がある。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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