「Galaxy S24」シリーズにアップグレードしたくなる5つの「Galaxy AI」機能

Jack Wallen (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 湯本牧子 吉武稔夫 (ガリレオ)2024年01月22日 11時25分

 スマートフォン市場では大手各社がこぞって人工知能(AI)を搭載しており、サムスンも最新のスマートフォン「Galaxy S24」シリーズで、GoogleやAppleと互角に渡り合えることを証明しようとしている。

Galaxy S24
提供:June Wan/ZDNET

 この2024年モデルでは、複数の大幅なアップグレードが行われた。しかし、新機能について言えば、「Galaxy AI」のおかげでAIが注目を浴びている。

  1. Galaxy AIとは何か
  2. Googleの「かこって検索」
  3. 「Generative Edit」
  4. 「Live Translate」
  5. 「Transcript Assist」
  6. 「Chat Assist」

Galaxy AIとは何か

 サムスンはGalaxy AIを「包括的なモバイルAI体験」と説明している。Galaxy S24シリーズに追加されたこの新機能は、同社がこれまで提供したことのないレベルの「ユニバーサルインテリジェンス」をもたらすという。Galaxy AIにより、コミュニケーション、生産性、創造性が大幅に向上するとしている。

 とはいえ、Galaxy S24シリーズに搭載されているAI中心の新機能とは、具体的にどのようなものだろうか。それを以下に紹介する。

1. Googleの「かこって検索」

 かこって検索(Circle to Search)は、オンライン検索のさらなる効率化に大いに役立つはずだ。どのアプリケーションからでも、ホームボタンかナビゲーションバーを長押しした後、アプリ内の情報を丸で囲むか、なぞるか、タップすれば、現在のアプリを離れることなくGoogle検索を実行できる。

 この機能は、特に「Galaxy S24 Ultra」の「Sペン」があれば非常に便利に使える。サムスンがこの機能を旧モデルにも搭載する計画があるかどうかは不明で、当面はS24シリーズのみに搭載されるとも考えられる。

2. 「Generative Edit」

Galaxy S24
提供:June Wan/ZDNET

 Generative Editは「Googleフォト」の「編集マジック」機能に似ており、プロレベルの編集スキルがなくても複雑な編集ができる。サムスンのGenerative Editでは、写真の中の被写体を長押しして、移動、サイズ変更、削除ができる。

 この新しい編集機能では、背景塗りつぶし機能を使って画像の拡大や改善も可能で、画像を切り取ったり切り抜いたりするだけで、このAI機能を利用できる。

3. 「Live Translate」

 同様にGoogleのスマートフォン「Pixel」シリーズに搭載されているものと似ているもう1つの機能が、Live Translateだ。これにより、Galaxy S24シリーズにリアルタイムの双方向翻訳機能が加わった。Live Translateは音声通話とテキスト翻訳で利用できるため、海外への旅行や出張に最適だ。

4. 「Transcript Assist」

Transcript Assistの画面
提供:June Wan/ZDNET

 音声メモをよく使うという人には、Transcript Assistが音声メモの文字起こしや翻訳ばかりか、要約まで手伝ってくれる(インストール済みのサムスン音声レコーダーアプリまたはインストール済みのサムスンモバイルフォンアプリで録音されたファイルでのみ利用できる)。

5. 「Chat Assist」

 フォーマルな場でもカジュアルな場でも、メッセージを適切に表現するのに苦労することがあれば、Chat Assistが助けてくれる。この機能は、メールやソーシャルメディア、メッセージなど、テキストベースのサービスを使っているときに表示され、書いている内容に合わせてトーンを選択できる。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]