「Jabra Elite 8 Active」を試す--「世界で最もタフ」をうたうイヤホン

Matthew Miller (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 川村インターナショナル2023年09月11日 07時30分

 筆者はいつもランニングやエクササイズをしながら音楽を聴いているので、音質が良く、大量の汗に耐えられるワイヤレスイヤホンは、自分のライフスタイルにとって重要なものだ。20年以上前からさまざまなイヤホンを装着してきたが、手頃な価格、堅実なパフォーマンス、優れた通話品質のサポート、快適さなどの長所を備えているJabraは、今でも最高の選択肢の1つになっている。

Jabra Elite 8 Active
提供:Matthew Miller/ZDNET

 筆者は数週間前から、新しい「Jabra Elite 8 Active」を運動中に使用している。製造元であるGN Audio A/Sはこの製品について、「世界で最もタフなイヤホン」とうたっているので、筆者は実際に使って、購入する価値があるか確かめてみることにした。

 Jabraの「シェークグリップ」テクノロジーを採用したイヤホンを筆者が試すのは、今回のElite 8 Activeが初めてだ。シェークグリップとは、イヤホン全体をソフトなシリコンラバーでコーティングし、耳にしっかりとフィットするように曲線が付けられたデザインのことである。

 ニューヨークでの説明会の直後、筆者はElite 8 ActiveをGarminのスマートウォッチ「Enduro 2」とペアリングして、炎天下での短時間のランニングに出かけた。晴れた暑い日だったので、大量の汗をかいたが、イヤホンはしっかりと耳にフィットした状態を維持し、クラシックロックのプレイリストを何の問題もなく再生し続けた。

Elite 8 Activeを装着した人物
提供:Matthew Miller/ZDNET

 スマートウォッチと言えば、オーディオを手がける企業がスマートウォッチへの対応を前面に押し出すのは、筆者の知る限り、初めてのことだ。確かに、Bluetoothイヤホンは多くの場合、スマートウォッチでサポートされているが、Jabraが実際にこの機能をテストし、誇らしく宣伝しているのは、心強い。Elite 8 ActiveをGarminのEnduro 2、「Apple Watch Ultra」、COROSの「APEX 2 Pro」とペアリングしてみたところ、どの組み合わせでも、再生のパフォーマンスは完璧だった。

 Jabra Elite 8 Activeには、Jabraで2番目に高いレベルのアクティブノイズキャンセリング(ANC)であるアダプティブハイブリッドANCが搭載されている。このANCはうまく機能するが、ノイズを完全に消すわけではないので、このイヤホンを装着したまま、快適に街中を走れた。Dolby Audioによる空間サウンドも楽しめる。

Jabra Elite 8 Active
提供:Matthew Miller/ZDNET

 Elite 8 Activeと連携する「Jabra Sound+」アプリは、「Android」版と「iPhone」版が用意されている。最高のオーディオ体験を享受するために、このソフトウェアをインストールして使うことを強くお勧めする。このアプリを使用すれば、イヤホンのバッテリー残量の確認、サウンドモードの切り替え、イコライザーやボタンコントロールの設定、ファームウェアのアップデートなど、いろいろな機能を利用できる。

 イヤホンの外側の平らな面はボタンとして機能し、1回/2回/3回押しで、さまざまな操作ができる。これらのボタンは、ランニングやよりアクティブなエクササイズをしているときでも操作しやすく使いやすいので、とても便利だ。

 Jabra Elite 8 Activeは非常に軽量で、片耳あたりの重さはわずか5g。両方を同時に装着してもいいし、片耳のモードを使ってもいい。バッテリーの持続時間に関しては、ANCがオンの状態で最大8時間、ANCがオフの状態で14時間が想定される。充電ケースを使えば、最大3回のフル充電が可能で、急速充電(5分の充電で最長1時間聴ける)とワイヤレス充電もサポートされている。

Elite 8 Active
提供:Matthew Miller/ZDNET

 通話もやはり筆者の仕事と私生活の重要な部分を占めているため、外出中でも電話の発着信ができることは、考慮しておきたい要素だ。Jabra Elite 8 Activeは、それぞれのイヤホンに3個のマイクを搭載しているほか、聞き取りやすさを高めるバックエンドサウンドアルゴリズムも備えているため、運動中の通話にも適している。

 Bluetooth 5.3接続はマルチポイントにも対応しているため、Jabra Elite 8 Activeは、必要に応じて、筆者のガジェットデスク上に散乱する最大10台のデバイスと簡単にペアリングできる。

米ZDNETによる購入上のアドバイス

 アクティブなライフスタイル向けに最適化されたイヤホンを探している人にとって、Jabra Elite 8 Activeはほぼ完璧な選択肢だ。スペックシートを見ても、欠けている要素は思い付かない。何度かの運動の際に実際に使用してみて、Jabra Elite 8 Activeは現在の市場でベストなワークアウト用イヤホンであると確信した。イヤホンを装着していて汗をかかないという人でも、このイヤホンは、悪天候の中や普通のオーディオ製品には過酷な環境で使用する場合の有力な選択肢になるだろう。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]