「アイマス」765 ミリオンスターズMRライブで見た“劇場公演を現実に体感できる空間”

 CNET Japanの編集記者が気になる話題などを紹介していく連載「編集記者のアンテナ」。主にゲームなどのエンターテインメント領域を取材している佐藤が担当。今回は7月1日と2日に東京都の神田スクエアホールにて行われた、「アイドルマスター ミリオンライブ!」をテーマとしたイベント「765 MILLIONSTARS LIVE 2023 Dreamin’Groove」の模様をお届けする。なお本稿に記載しているものは関係者向けに披露された、DAY1(1日)夜公演と同内容であるゲネプロのものとなっている。

「アイドルマスター ミリオンライブ!」をテーマに、キャストではなくアイドルが登場する“MRライブ”が開催された(※本稿で掲載している写真は、すべて本公演のものです)
「アイドルマスター ミリオンライブ!」をテーマに、キャストではなくアイドルが登場する“MRライブ”が開催された(※本稿で掲載している写真は、すべて本公演のものです)

 ミリオンライブ!は、バンダイナムコエンターテインメントによる「アイドルマスター」シリーズのひとつで、モバイルゲームを基点として多方面に展開。同社ではアイドルマスターシリーズにおいて、ゲーム領域に閉じないアイドル活動の拡大を目的とした「“MR”-MORE RE@LITY-プロジェクト」の取り組みを行っており、本イベントはその一環として行われた3DCGによる“MRライブ”であり、キャストではなくアイドル自身が登場するステージとなった。

 「765 MILLIONSTARS」(765 ミリオンスターズ)は、ミリオンライブ!に登場するアイドルたちで、普段は765プロライブ劇場(シアター)で公演を行っている。今回はそのなかから34人のアイドルが出演した。メンバーは天海春香、如月千早、星井美希、萩原雪歩、高槻やよい、菊地 真、水瀬伊織、四条貴音、秋月律子、三浦あずさ、双海亜美、双海真美、我那覇響、春日未来、最上静香、伊吹 翼、徳川まつり、野々原 茜、望月杏奈、七尾百合子、高山紗代子、高坂海美、天空橋朋花、エミリー スチュアート、木下ひなた、横山奈緒、馬場このみ、宮尾美也、福田のり子、真壁瑞希、永吉 昴、ジュリア、白石 紬、桜守歌織。2日間で3公演を行った。

 事務員である青葉美咲の注意事項を含めたナレーションを経て、開演を告げるブザーが鳴りライブがスタート。オープニングナンバーは8人による「Dreaming!」(天海春香、星井美希、春日未来、最上静香、徳川まつり、高山紗代子、馬場このみ、福田のり子)で、春日未来によるかけ声、天海春香による間奏での呼びかけなどで盛り上げていく。

「Dreaming!」
「Dreaming!」
「Dreaming!」
「Dreaming!」

 MCパートでは未来、静香、翼の3人が登場し、関係性が伝わるような軽妙なトークを展開しつつライブを再開。「合言葉はスタートアップ!」(高槻やよい、水瀬伊織、秋月律子、双海亜美、我那覇響)では、ユニット「レジェンドデイズ」の5人がステージに集結し、伸びやかに歌声を響かせる。さらにロック曲「Vault that borderline!」(伊吹翼、七尾百合子、高山紗代子、真壁瑞希、ジュリア)では、客席に向けてあおったりエアギターを見せるなどして熱気を高めていく。

MCパート(未来、静香、翼)
MCパート(未来、静香、翼)
「合言葉はスタートアップ!」
「合言葉はスタートアップ!」
「合言葉はスタートアップ!」
「合言葉はスタートアップ!」
「Vault That Borderline!」
「Vault That Borderline!」
「Vault That Borderline!」
「Vault That Borderline!」

 「my song」(菊地真、水瀬伊織、三浦あずさ、伊吹翼、真壁瑞希、ジュリア)では、それまでのステージが一変し、木立のような自然を感じられる場所が舞台に。さらに真、伊織、あずさの3人が歌うなかで、上から翼、ジュリア、瑞希の3人がブランコに乗って歌い、そして降りてくるという、この公演ならではの演出も盛り込みつつ、落ち着いた雰囲気のなかで歌声を響かせていた。そして「電波感傷」(白石紬、桜守歌織)は、“へびつかい座”を意味するユニット「オフィウクス」の2人が、近未来の疾走感あふれるナンバーを、アームで大きく動くステージに乗ってかっこよく披露した。

「my song」
「my song」
「my song」
「my song」
「電波感傷」
「電波感傷」

 とりわけ“この公演ならでは”というものを象徴していると思わせてくれたのは、「Do the IDOL!! ~断崖絶壁チュパカブラ~」のステージだろう。ハードコアテクノで紡がれるインパクトが大きい楽曲であるなか、その“断崖絶壁”をほうふつとさせるような岩場と思われる場所に、大怪獣さながらの巨大チュパカブラのセットも登場。さらに歌い進めるなかでは、炎や爆発もふんだんに盛り込みつつ、リアルでもスモークが吹き上がるなど、曲のインパクトに負けない演出を見せるものとなっていた。

「Do the IDOL!! ~断崖絶壁チュパカブラ~」
「Do the IDOL!! ~断崖絶壁チュパカブラ~」
「Do the IDOL!! ~断崖絶壁チュパカブラ~」
「Do the IDOL!! ~断崖絶壁チュパカブラ~」

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