拡張現実(AR)ゲーム「Pokemon Go」の開発元であるNianticは、スマートフォン向けのユニークなソーシャルゲームアプリを多数手がけてきた。歩くことを楽しくする「Pikmin Bloom」(ピクミン ブルーム)や、睡眠をエンターテインメント化する「ポケモンスリープ」などはその一部だ。そして今回、新しいARゲーム「Peridot」(ペリドット)を5月9日に全世界でリリースすると発表した。スマートフォンを使ってバーチャルなペットの仲間を現実世界に出現させるもので、そうしたペットの育成を通じてある種の社会的つながりが見込めるという。
2022年に発表されたPeridotは、NianticのARゲームの中でもとりわけ独創的な取り組みだ。筆者はまだプレイしていないが、継続的なバーチャルペットの体験は、Nianticのゲーム要素が強い他のアプリよりもはるかにカジュアルな印象を受ける。NianticがARのソーシャルアプリと将来のARグラスを探求し続ける中で、ARにおける社会的つながりを一層深化させるアプリになる可能性もある。
Peridotのプレイヤーは、「遺伝子的に唯一無二の」ドット(特別な能力を持つカラフルなペットの愛称)を育成する。ドットは成長し、学習し、世界や他の人と交流することができる。ドットはティーンエイジャー、大人と成長の段階を進んでいく。
そうしたさまざまな要素が魅力的で、少なくとも「たまごっち」以来最も興味深いバーチャルペットゲームになると期待される。Peridotは、他のNianticのゲームと同様、「Android」と「iOS」の両方に提供される。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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