Google傘下の巨大動画サービスであるYouTubeの新しい最高経営責任者(CEO)に就任したNeal Mohan氏は米国時間3月1日、2023年の優先事項を書簡で説明した。その中で、「慎重な安全策」を講じながらジェネレーティブ人工知能(AI)が創作活動に貢献する機会を探りたいとの意向を示している。
「動画を再発明し、不可能に思えたことを可能にする形で、AIが持つ能力が現れ始めている」とMohan氏は書簡の中で述べ、さらに同社は安全策を講じながら「時間をかけて」こうしたAI機能の開発を進めていくとした。「これから数カ月の間に、クリエイター向けのツールやこのテクノロジーを責任ある形で取り入れるための安全策を展開する予定なので、今後の情報を楽しみにしてほしい」(同氏)
取り組むべき優先事項をまとめたこのような年次書簡は、Mohan氏の前任者でメンターでもあるSusan Wojcicki氏が行ってきた慣習だ。Wojcicki氏は2月16日に、YouTubeのCEOを退任することを発表していた。
なお、Mohan氏はこの書簡で、以下のような新しい統計データも公開している。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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