Microsoftは米国時間2月28日、PC向けソフトウェア「Windows 11」と「iPhone」間で、通知の表示、メッセージの送受信、通話を可能にする、新しいリンク機能を発表した。
「Phone Link for iOS」とMicrosoftが呼ぶこの新機能は、iPhoneとWindows 11コンピューターをBluetoothで接続し、通話、メッセージ、アプリ通知の「基本」サポートを可能にするものだ。まずは「Windows Insider」の一部のユーザーを対象としたプレビュー版として提供され、グループメッセージへの参加や、写真や動画を含むマルチメディアメッセージの送信は、サポートされていない。
Phone Linkは、人気の高いAppleの端末やサービスとWindowsコンピューターの連携をより密接にすることを目指した、Microsoftの一連の取り組みの1つだ。
同社はこの数年間で、Windows PCをよりApple製品に近いものにするための機能を導入し、「フォト」アプリに「iCloud写真」を統合したり、iCloudとの同期を強化したり、Googleの「Android」搭載端末向けのPhone Linkを提供したりしている。
Microsoftは、28日のWindows 11アップデートの一環として、サムスン製スマートフォンのパーソナルホットスポットをコンピューターから有効化する機能など、Androidユーザー向けの新機能も導入すると述べた。Microsoftによると、サムスンユーザーは、スマホのブラウザーセッションをコンピューターに共有できるようにもなるという。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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