初登場から数年かかったが、ようやく折りたたみ式スマートフォン市場での競争が盛り上がりそうだ。OnePlusは同社のイベントで、新たな折りたたみ式スマホを予告した。
次期製品の詳細はまだ明かされていないが、OnePlusの親会社であるOPPOはここ数年、中国で折りたたみ式スマホ数機種を売り出してきた。2022年末には、サムスンの「Galaxy Fold4」に対抗して小型軽量化した「Find N2」と、サムスンの「Galaxy Z Flip4」やMotorola Mobilityの「razr」に似たクラムシェルデザインを採用した「Find N2 Flip」を発表している。
OPPOは2022年12月、Find N2 Flipを2023年中にグローバル市場で発売する計画を発表した。
折りたたみ式スマホの市場は、サムスンが2019年に「Galaxy Z Fold」を初めて発表したことで立ち上がったものの、当初の動きは鈍く、特に中国以外ではそうした状況が続いた。中国ではOPPO、小米科技(シャオミ)、Motorola Mobility(親会社はレノボ)、華為技術(ファーウェイ)などが多様な折りたたみ式スマホを発売してきたが、他の市場ではデバイスの選択肢がはるかに少なく、発売時期が数カ月遅れることもあった。例えば、Motorolaの最新の「moto razr 2022」は、まず中国だけで2022年8月に発売され、欧州に販売が拡大したのは10月だった。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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