食品流通のDXを推進するクロスマートは1月4日、Emellience Partners、東京センチュリーに加え、既存株主であるSBIインベストメント、ギフティ、みずほキャピタル、SMBCベンチャーキャピタルを引受先とし、総額5.3億円の資金調達を実施したと発表した。
同社は、飲食店と卸売業者をつなぐプラットフォーム「クロスオーダー」を提供している。
クロスオーダーでは、FAXや電話が主流だった受発注業務について、ソーシャルネットワーキングサービス「LINE」を活用して業務効率化を推進する「クロスオーダー受発注」、オンライン販促機能「クロスオーダー販促」、電帳法に対応した請求書DX機能「クロスオーダー請求書」などの機能を展開している。
同社によると、サービス開始から約3年で、当月のアクティブな利用店舗数は3万5000店舗を超え、急速に拡大しているという。
今回調達した資金は、クロスオーダーの営業強化だけでなく、日本各地の卸売業者向けのサポート体制・開発体制の強化にも活用するという。
また同社では、日本各地に根ざした営業・サポート活動を行えるように、東京本社・関西営業所(大阪府)・九州営業所(福岡県)・東北営業所(宮城県)に拠点を置いている。
今回の資金調達にあわせ、ミッションを「外食のチカラで、日本中を強くやさしく豊かに。」、ビジョンを「想像力とテクノロジーで、外食産業の発展に貢献する。」に再設定し、飲食店・卸売業者の業務効率化、生産性向上の支援を行うと共に、外食産業の発展に貢献するサービスを展開していくとしている。
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