EV経路充電サービス「ENEOS Charge Plus」が開始--2022年度中に170基設置へ

 ENEOSは11月21日、EV経路充電サービス「ENEOS Charge Plus」の提供を開始すると発表した。同日からサービスステーション(SS)「浦和美園SS」と「Dr.Driveセルフ日野店」の2店舗に急速充電器を設置する。


 同サービスでは、目的地に着くまでに足りない分を補う経路充電を利用できる。基本料金は無料で、分ごとに49.5円の従量制を採用。クレジットカード決済のほか「WAON」「nanaco」の決済手段に対応し、2023年2月頃からは「EneKey」決済の利用開始を予定。



 同社は、次世代型エネルギー供給、地域サービス事業の育成、強化を図っており、エネルギー供給に加え、モビリティおよび、生活に関連するサービスをトータルで提供することを目指している。その一環として、EV経路充電ネットワークの拡充に取り組んでおり、6月にNECから承継した普通充電器約6100基の運営に加え、急速充電器を2025年度時点で1000基以上、2030年度時点で数千基〜1万基の設置を計画しているという。

 ENEOS Charge Plusでは2カ所のSSに急速充電器を設置するほか、2022年度中に約170基の急速充電器を設置。全国1万2000カ所超のSSネットワークを生かし、同サービスに対応したEV急速充電器の設置拡大に取り組むという。

 SSだけでなく、カーディーラー、商業施設、コンビニなどへの設置も積極的に展開する。2022年度中にStellantis ジャパンのディーラー店舗59カ所、代官山 T-SITEでサービスを提供するという。


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