ソニーグループは、サステナビリティ説明会を開催し、人材、気候変動、AI倫理に関する取り組みを紹介した。Science Based Targets initiative(SBTi)からネットゼロ目標の認定を大手企業として世界で初めて取得するなど、環境への取組について積極的な姿勢を見せた。
SBTiは、気候変動による世界の平均気温の上昇を、産業革命前と比べ1.5度に抑えるという目標に向けて、科学的知見と整合した削減目標を企業が設定することを推進する国際イニシアチブ。ソニーでは、2010年にグループ全体で地球環境に及ぼす負荷を2050年までにゼロとすることを目指す長期環境計画「Road to Zero」を掲げ、気候変動、資源、化学物質、生物多様性の4つの視点から取り組んできた。
5月には、スコープ1から3までを含むバリューチェーン全体でのネットゼロ目標を2050年から2040年へ前倒ししたほか、スコープ1、2の排出は2030年までにネットゼロにすることを発表。その中には、ソニーの事業所で使用する電力を、2030年までに100%再生可能エネルギー由来の電力とするという点も含まれている。
同日にはソニー本社内に「Sony’s Story on the Environment」と題した、環境に貢献する技術11個を展示した。ここでは、それらの技術を写真で紹介する。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス