レノボ、メガネ型ディスプレイ「Lenovo Glasses T1」を発表--「iPhone」にも対応

　レノボは米国時間9月1日、メガネ型ウェアラブルディスプレイ「Lenovo Glasses T1」を発表した。「Lightning」アダプターを介して「iPhone」にも接続可能だ。拡張現実（AR）には対応していないが、PCやスマートフォンの第2のディスプレイとして利用できる。

提供：Josh Goldman/CNET

　Lenovo Glasses T1はUSB-C接続が可能で、幅広い種類の「Windows」「Mac」「Android」デバイスに対応する。興味深いのは、別売のLightningアダプターでiPhoneにも対応する点だ。

Lenovo Glasses T1を試す米CNETのJosh Goldman記者
提供：Lori Grunin/CNET

　1920×1080ピクセル解像度で高コントラストのマイクロ有機ELディスプレイを両眼に搭載し、スピーカーを内蔵、TUV Low Blue Light認証に準拠している。レノボのスマートグラス「ThinkReality」と同様に、複数のノーズパッド（鼻あて）が用意されており、テンプル（つる）は調節可能で、処方レンズも取り付けられる。

　Lenovo Glasses T1の価格は未定だが、中国で2022年終盤から先行販売され、その他一部の地域では2023年に発売予定だ。